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Hasselblad H2&CF22 HC35mm/f3.5 いつものようにGRDとハッセル同時に撮影した比較カット。 ハッセルの描写はGRDと比べるまでも無くすばらしい。 解像感はもちろん、逆光でのフレアの少なさは凄いね。 何よりGRDと一番違う部分は、色の透明感。 これは、ダイナミックレンジの広さと16bit記録による本来の色の表現力の違いです。 GRDのレンジはかなり狭いのですが、通常の撮影ではそこまで差は出ません。 レタッチしたときに、ハイライトとシャドウ部分で大きく差が出ます。 ハイライト側は諧調が無くなり色飛びし、シャドウ部分はスミっぽくなります。 スミっぽいって表現は映像の方ではよく使う表現ですが、暗い部分の色情報が乏しくなり、絵が黒く汚れているような状態のことです。 ハッセルのほうはシャドウ部分にも綺麗に色が乗っていて透明感があり、鳥肌が立つくらい綺麗。 これはコンシューマーの一眼デジでも同じ事で12bit処理のカメラはスミっぽくなりがちになります。 この透明感は純粋に16bitで内部処理を行うハッセルの得意とするところですね。 最近カメラ雑誌でもハッセルはよくレビューで取り上げられているのをみますが、このあたりについて評価されている方は皆無で悲しいです。 解像度がすごいとかは当たり前ですが、ひどいのになると、感度が低い、連写ができない、AFがいまいち、重い・・・とくそみそに書かれているものもあります。 もうちょっと正当に評価できる方にレビューしてもらいたいものですね。 このカメラの一番の売りは、「どこまでも画質を維持するレタッチ耐性」です。 広告写真のために生まれてきたカメラということを前提に使ってあげなきゃですね。 この画質に比べると下のGRDの写真は霞んでしまいますが、実はこういうスミっぽい写真って結構好きだったりします。 綺麗ではないけど、陰のある雰囲気の写真にはかなり効果的で自分のスタイルに合ってます。 画質って良い悪いで評価するのではなく、作風にあったものを選択するのが本来の目的だと思いますね。
by blackeyes_photo
| 2007-03-03 12:48
| ハッセル
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