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![]() ![]() ![]() CP+に行ってきました。 自分が使っているHasselblad H3DII-39とスペックが近いのでPENTAX 645Dの実機を見て来ました。 ・センサーサイズの違い ![]() 33×44mm[PENTAX 645D] ![]() 36.8×49.1mm[H3DII-39] 画素は両機約4000万画素と同じくらいだけど、センサーサイズは大きく違います。 緑の枠が645フルサイズです。 PENTAX 645DはHasselbladのH3DII-31とほぼ同じとなり、100万円を切るボディということで予想していたセンサーでした。 ただ、ローパスと集光マイクロレンズは無く、高感度ノイズとモワレは気になるところです。 PENTAX側は高画素でのモワレは気にならないとありましたが、モワレは周波数で発生するため服などの布を撮る時は要注意です。 これはH3DII-39も同じなんですが、現像ソフトでモワレ処理に対応しています。 レンズの画角換算は大きく違ってくるのでこちらも注意が必要ですね。 現状で645フルサイズセンサーはPhaseOneP65+がありますが、ファインダーも大きく使いやすかったです。 ・シャッター もう一つ大きな違いとして、シャッター機構です。 PENTAX 645Dはフォーカルプレーン、Hasselbladはレンズシャッターです。 日中での撮影では1/4000と高速なPENTAX 645Dは便利ですが、ストロボのシンクロは1/125以下となり日中シンクロではかなり厳しいです。 ストロボを多用する広告やファッションには正直向いてないと言えます。 PhaseOneのマミヤボディもフォーカルプレーンですが、リーフシャッターのレンズを用意しハイブリッドとしてこういった問題をクリアーしています。 Hasselbladは最速の1/800までシンクロします。 ・14bitと16bitのADコンバータ処理 カメラのコストに直結するADコンバータのビット数が若干違います。 bit数が高いほど、いじってもへこたれない絵ということです。 bit数の低い絵をエディットすると、どんどん平べったい絵になります。 RAWデータもこのbit数で記録されるため、ポストプロセスに強いHasselbladが有利になります。 ただし、これらは作風によって重要度が変化します。 JPEGで撮ったそのまま使用するとか、ほぼいじらないデータとして使用する場合は14bitでも何の問題もありません。 自分みたいにいじり倒すタイプで無い限り、十分なスペックだと思われます。 ・レンズ解像度 ペンタのレンズは使ったこと無いのでなんとも言えないですが、Hasselbladの極太レンズと比べるとかなり細身です。 HasselbladのHCレンズは今まで使用したレンズですばらしい解像感を得ることが出来ます。 Vハッセルと比べると、気持ち悪いくらいクリアな絵を作るのでここまで違うのかと当初驚いた記憶があります。 35mm一眼デジは、2000万画素を超えてからレンズ解像度の限界を迎えています。 画素勝負ではセンサーとレンズの大きさが物を言うので、今後中判デジタルの需要も増えるのではないかと思います。 逆に、ブレとの戦いになるので結構な撮影技術と経験を求められます。 ・センサーのゴミ取り こちら、Hasselbladは毎回撮影前にチェックしクリーニングしないといけません。 センサークリーニングのあるPENTAX 645Dはとても羨ましいです。 ・AF こういったカメラで動的なものを追っかけることはあまり無いと思うので、センターのAF精度とスピードが重要になってきます。 H3Dは非常に優れた精度を持っていて、今までフォーカスに困ることはありませんでした。 PENTAX 645Dはまだわからないのですが、超音波モーターのレンズは早そうですね。 ・PC連結撮影 これは広告やファッションでは非常に重要な機能で、HasselbladやPhaseOneを選ぶときにソフトウェアで決まる場合もあるくらいです。 PENTAX 645Dはあまりこのあたりに力を入れていないようですね。 SILKYPIXでカメラコントロールできるようですが期待できないように感じます。 5D2や7Dを使うときはCaptureONEを使ってキャプチャーしていますが、645Dはまずサポートされないはずなのでペンタックスは独自で開発するしかないですね。 ・総評 洗い出すと2台の性格は似ているようで大きく違います。 PENTAX 645Dは35mm一眼デジの感覚で使える少しハイエンドなカメラ。 ターゲットユーザーは風景写真などを多く撮影しているハイアマチュア。 Hasselbladはストロボを多用するプロフェッショナルな広告、ファッション。 ターゲットユーザーのキャパが多いハイアマチュアを狙っているPENTAX 645Dは結構売れると思います。 ただ、5D2という強固なライバルからどれだけシェアを獲得できるかという感じですね。 もし自分がハイアマチュアの立場だったら、軽量な5D2を選ぶと思います。 4000万画素の優位性は広告などの仕事をしないとなかなか感じないかもしれません。 ただ、PC連結撮影がストレス無くできるようになると話は変わり、仕事もしながら趣味でも撮れるカメラとして非常に魅力的なカメラに評価は変わります。 ペンタックスさんはこのあたり重要視されたほうがいいかもしれません。 そういう意味でインターフェイスにUSB3.0を採用するべきだったと思います。 Hasselbladはやはり限られたユーザーに向けての製品ですね。 いつも読ませて頂いているH3D-31ユーザーのものです。初めてコメントします。 詳細なレポありがとうございます。 645Dは31とセンサーサイズが同じということもあって、いろいろ気になっていたのですが、違いがよくわかりました。 センサークリーニング機能はすごく羨ましいですね。バックタイプだとCCDにすぐアクセスできるとはいえ、けっこう気を使う作業になってしまうので自動でクリーニングできるのは便利ですね。 しかしいずれにせよ、この価格で中判デジタルがでてきたことは今後のデジタルバック業界の流れも大きく変えていくでしょうし、動向が気になりますね。 いつもためになるリポートありがとうございます。 ペンタの645Dは今までの645のレンズは使える(付く)のでしょうか?もちろん最新のデジタル用にコーティングされたものがベストだと思いますが。 >ASHさん
バックを外すとマスクをしていないと唾がついてこれが一番取るの大変ですよね。 埃だとすぐ取れるのですが。 今のところキャプチャーソフトがダメなので魅力的には思えないですが、要注目な機種なのは間違いないですね。 31の作品、今後も楽しみにしています! >りょうさん もちろん今までのレンズもつきますし、67レンズもコンバーターでつくと思います。 ただ、Vハッセルと同様、4000万画素もあるのでデジタル用レンズを使うのがベストだと思います。
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